朝日・湯ノ沢岳~母狩山
山歩き(朝日連峰)
4/30もう一日日程に余裕があったため、単独で登る予定でいた朝日連峰の北西端の摩耶山脈中央にある湯ノ沢岳から母狩山の縦走コースを日帰りする。ここはさすがに標高も低く、鶴岡に近いため雪は稜線近くまでないが、稜線上には雪が付いて歩きやすい。ただアブが非常に多く、防虫ネットと防虫スプレーを忘れ煩わしい。稜線上はブナの原生林が残り、この時期の残雪のブナ林は非常にきれいだ。三ノ俣山から母狩山の縦走路の登山道は、刈り払いはされているが明瞭な道ではない。

湯ノ沢岳へは、下本郷コースから登る。

下本郷コースは、林道終点の登山口から標高300m付近までは林道のような広い道を行く。ここが登山道の入口か?

最初はかなりの急登だが、中ほどはブナ林の中の気持ちの良い道だ。ただブヨが多く閉口する。

未だ多くの雪が残る谷筋は、時どき雪崩の凄まじい音がする。

稜線は、まだまだ雪は多い。

鎖場もあるやせ尾根を行く。

九合目の標識の掛かる三方境手前の急な雪面を登って稜線登山道に上がる。

雪面に覆われたブナ林の中を湯ノ沢岳へ向かう。

湯ノ沢岳山頂は真っ白な雪面に覆われている。展望の良いところだ。

山頂から母狩山方面と鶴岡市内、その奥には鳥海山も・・・。

三ノ俣山へ向かう稜線は、雪面に覆われた平坦なブナ林の中だ。

振り替えると、湯ノ沢岳の奥に朝日連峰の主稜線の山々が・・・。

標高が下がってくるとブナの新緑が眩しい。

三ノ俣山山頂の看板は地元の小学生が建てたものか・・・。

三ノ俣山を越えると、稜線上の残雪は少なくなる。

地図にはない前々母狩山(653m)の山頂標識

前々母狩山からの登山道は、かなり荒れている。

母狩山に近づくにつれ、残雪が増え、雪面を歩くことが多くなる。

母狩山までは雪がしっかり付いている。

登山道が出ているところもあるが、藪が覆いかぶさり、雪面を歩く方が楽だ。

母狩山山頂は広々とした雪面の下だ。湯殿山の展望が良い。母狩は「ほかり」と読むようだ。

鶴岡市内や海も見える。

谷定口登山道と金峯山方面との分岐

谷定コースは高見台といわれるところまで急勾配の下りが続く。

高見台からは登山道を離れ、板井川バス停に近い櫛引PA方面へ尾根伝いにそのまま進む。
ナタ目や踏み跡が林道まで続いているのでわかりやすい。

林道に出る。
ここから板井川バス停に向かうが、ギリギリバス時刻に間に合ったと思ったら祝日は運休、仕方なくタクシーを呼び、車を置いた湯ノ沢岳登山口に戻る。
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