朝日・荒川桧岩屋沢
沢登り(朝日連峰)
7/9今年最初の朝日の沢は、荒川の桧岩屋沢。予定は桧岩屋沢を遡行して、左隣のシラブ沢下降だったが、相変わらず出だしが遅く、自身の体力の低下などにより、桧岩屋沢のCo679付近までで引き返す。
桧岩屋沢は末沢川と荒川との県界尾根の桧岩屋山を水源とする沢で、上部はスラブの沢だ。ただ入渓までが長く、登山道から荒川との出合に行くには藪を濃いで荒川本谷にでて、そこから出合までに1か所泳がなければならないところがある。今回は、泳ぐ準備をしていなかったので、泳ぎを嫌って大きく高巻いて桧岩屋沢へ出る。桧岩屋沢の遡行記録は皆無で、何が出てくることやら・・・。

登山道から藪を濃いでたどり着いた桧岩屋沢との出合上の荒川本流

出合は、ここを泳ぎ下った先だ。
泳ぎに備えた荷物のパッキングをしていなかったので、この泳ぎを嫌って左岸を大きく高巻いて桧岩屋沢へ出る。

降りたところはゴーロの中Co540付近

しばらくは穏やかな渓相だ。

GPSの示すCo579付近に大きな滝が・・・。見た目8m程だが、下降時にじっくりと観察すると12mは超える滝だ。
この滝は左岸のガレルンゼから簡単に巻ける。
地形図では、等高線が広がっているが、ここから滝が連続して懸る。

12mの滝上に懸る滑り台状の7m程の滝
ここは右壁を直登

続く4m程の滝は左から


さらに斜滝が連続する。なかなか楽しいところだ。

樹林が後退し、草や低灌木のV字状の側壁となり、なかなか明るい沢だ。

かなり沢幅が狭くなってくる。

Co645付近で沢が大きく右に曲がる。

まだ雪渓が消えたばかりの沢床。増水すると逃げ場はない。

Co679付近に懸る大滝
地形図上、この付近から等高線が密になってくるが、今回は、ここで時間切れ。この大滝は左岸から巻けそうだ。
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